佐藤洋子の開運カバラ生活

　先日の投稿で、好意を抱いていた方に友人としての思いだと伝えられて、落ち込みそうになったと書いた私ですが、少々、愛について、軽率な書き方だったかもしれないと反省しています。

　愛について、手に入れるとか、恋に勝利するとか、そういった表現を用いるのは、私本来のあり方と180度違う方向のものではないか、と思うのです。

　
　私は、お客様に、潜在意識の活用法やその他、開運の方法について、これまで研究してきたことをお伝えする占い師です。
　しかし、同時に、執着については、速やかにお捨てくださいと、申し上げる占い師でもあります。

　
　ここで、愛情と執着の違いはどこにあるのか、と言う問題が浮上してきます。
　それは、やはり、愛に対する姿勢がどうであるか、によって区別ができるのではないか、と思います。相手のあることですから、その相手のことが自分よりも大切に思える、または対等でありたいと思える、この段階は愛であると思います。
　しかし、相手の気持ちより、自分の思いを押し付けることしか、頭に浮かばない、これは執着としか言いようがないでしょう。

　
　愛は、時として執着に、変化してしまいます。二人で育んでいく姿勢が、執着を遠ざけてくれるでしょう。


　私も、あきらめない、と心に決めましたが、その気持ちが執着であると判断されたら、即座に断ち切る覚悟で、この愛に向かいたいと思います。でないと、大切な方にご迷惑がかかると思うからです。


　執着を捨てたところに、本当の愛がある、私はそのように思います。たとえ、報われなくとも、です。
　それでは、皆様、おやすみなさい。