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2021年09月18日

最近のNHKのドラマ、攻めています!


最近のNHKのドラマを拝見していて、攻めてるな、と感じます。

少し前の、松坂桃李さん主演の「今ここにある危機と僕の好感度について」は、都内の大学を舞台にした、ブラックコメディでした。

主人公の元アナウンサーにして大学の広報担当者の好感度最優先振り、大学を牛耳る理事たちの隠蔽体質などを皮肉たっぷりに、ユーモラスに描いていました。

今季のNHKドラマの初回拝見して、「お?」と思ったのが、「オリバーな犬」という作品です。

予備知識も、何も無い状態で初回を拝見し、警察犬を演じるオダギリジョーさんと、彼のお世話係の池松壮亮さんの掛け合いが楽しく、2回目以降も視聴を決めました。

このドラマ、発案、脚本、監督をオダギリジョーさんが担当し、伝説の警察犬の血を引く現役警察犬オリバーを、オダギリジョーさん自身が着ぐるみで、演じています。

予備知識無しで拝見していますので、この先どんな展開になるか、ドキドキしながら観続けるつもりです。

ドラマ内では、警察犬担当の部署の人々のほか、スーパーボランティア、特殊詐欺に合うおばあさん、反社と繋がる夜の店、ガチのその筋の方々などなど、登場人物は多彩です。

そして、よく見ると演者さんが、豪華!

池松壮亮さんの上司役には、麻生久美子さん、國村隼さん。

スーパーボランティアは、佐藤浩市さん。

反社の若者の中には、永山瑛太さん。

その筋の方として、松重豊さんと、民放ドラマなら主役、準主役を張れる方々が次々、画面に登場します。

「松重豊さん、怖っ」などと思いながら、鑑賞していたら、あっという間に初回を見終えていました。

着ぐるみの警察犬なんて、ふざけてるの?と思ってしまいますが、ドラマ内で起きている事件は現代の世相を反映していて、今後の展開が気になります。

松坂桃李さんの「今ここ」でも感じたことですが、最近のNHKドラマの内容は、ユニークというか、結構、攻めてるな、と思います。

これからも楽しみに拝見していこうと思っています。
  

Posted by 佐藤洋子 at 22:46Comments(0)ドラマ鑑賞と開運

2019年04月04日

「白い巨塔」唐沢寿明版を再視聴してみました。

このところ、過去の大作ドラマ及び映画のリメイクが話題になっていますね。

横溝正史、松本清張、山崎豊子など、過去に、映画化、ドラマ化され、評判をとった作品が再び、現代のタレント(俳優と言えない方も多々)さんをキャスティングして、作られています。

リアルタイムで、過去の良作を視聴していた身としては、観てみたいような、観たくないような、複雑な気持ちです。

直近では、フジテレビによる「砂の器」(松本清張)、テレビ東京による「二つの祖国」(山崎豊子)などが、目につきます。

「砂の器」は、私が一番好きな映画ですが、それについては、また、別の機会に。

今回、岡田准一主演で、山崎豊子原作「白い巨塔」がリメイクされるとのことです。

右上の画像は、2003年版「白い巨塔」の冒頭シーンです。

高校生の頃、田宮二郎主演のこの作品を、熱心に観ていた私(年齢バレバレですね)。

「白い巨塔」をご存知無い方は少ないと思われますが、山崎豊子氏による原作小説は、大学病院の内側を描いた問題作として、注目されました。

主人公、苦学の末に大学病院の助教授(当時の表記)になり、時期教授と目されていた財前五郎が如何にして、自分の野望を遂げていくかを描いた物語です。

当時、高校生になったばかりだった私ですが、この作品が描いている世界観に惹きつけられた記憶があります。

主人公、野心に満ちた財前五郎を、田宮二郎氏が演じ、その愛人役を太地喜和子さんが演じておられました。

財前五郎の師である東貞蔵教授役は、中村伸郎氏、その娘、東佐枝子役は島田陽子さんでしたね。

東教授の学者然とした佇まいに対して、野心的な財前助教授の振る舞いが強調されていた印象がありました。

財前のライバルであり、出世より患者第一の内科医・里見脩二役は、山本學氏が演じました。

また、財前の誤診によって命を落とした患者を弁護する、清廉潔白な弁護士・関口仁を演じたのは、児玉清さんでした。

ちなみに、命を落とした患者の妻役を、中村珠緒さんが演じておられました。

40年以上も前の、ドラマの主要キャストを、ここまで鮮明に覚えていること自体、「白い巨塔」というドラマが、高校生だった私に与えたインパクトの大きさが分かります。

「白い巨塔」は、1978年に田宮二郎主演で実写化された後、2003年に唐沢寿明主演で再実写化されました。

2003年当時、存命だった原作者・山崎豊子氏が、唐沢寿明氏に「あんた、勇気あるわね」とおっしゃったというエピソードが、当時、話題になりました。

1978年版をリアルタイムで観た私も、2003年版を観る前に「唐沢寿明、大丈夫かな?」と思った記憶があります。

そして、今回、岡田准一氏の主演で、五夜連続のドラマとして、実写化されるとのニュースです。

ドラマ感想サイトなどでも、既に様々な意見が飛び交っていますね。

登場人物の中で、私が特に好きな人物が、病理学科の大河内清作教授です。

学内の権力闘争と、一線を画し、冷徹な目で学問を追及する、孤高の学者といった描かれ方をされていました。

ただ、私が大河内教授に興味を惹かれたのは、実は2003年の唐沢財前版でのことでした。

演じた、品川徹氏の凄みのある演技に目を奪われました。

そして、すぐさま、田宮版での演者を確認。

映画「砂の器」でも、重要人物を演じた、加藤嘉氏でした。

納得の配役でした。

確認後、どうしても観たくなり、田宮版「白い巨塔」を借りてきて再視聴した私は、品川徹氏演じる大河内教授とはまた異なる、加藤嘉氏演じる大河内教授の正しさ、厳しさに魅せられました。

1978年版放映当時、高校生の私は、大河内教授の部分よりも、財前、里見の会話、医療過誤裁判のシーン、愛人役太地喜和子氏の演技などを鮮明に覚えていました。

2003年の私には、鮮烈に映った大河内教授のシーンが、高校生だった私には記憶の一部に過ぎなかったことに、我ながら驚きました。

なぜ?と考えてみたのですが、2003年の私は2年後の2005年の自宅開業(占断鑑定室)の準備にいそしんでおり、財前の姿勢を厳しく正す、大河内教授の生きる姿勢に心打たれたのだと、ある意味納得しました。

そして、最近の私は、2003年の唐沢版(DVDに自分でダビングしたもの)を再視聴しています。

現在、テレビ画面が2003年よりも横長になったので、両端の部分に余白が出ていますね。

「唐沢寿明、若い!」に始まり、「唐沢寿明、善戦してる」「東教授、描き方違う、こんなに俗っぽかったっけ?」などなど、楽しんで観ています。

今でも、田宮版の「東教授の総回診が始まります(文言、ちょっと記憶不鮮明)」で、始まったオープニング映像を思い出しますが、過去作品への敬意と共に、再実写化に踏み切った製作者の勇気と覚悟を、2003年の唐沢版では感じました。

今回、岡田准一版は、どんな風に描かれるのか、楽しみでもあり、観るのが怖いような気持ちでもあります。

私が一押しする登場人物、大河内教授、岸部一徳氏が演じられるそうです。

過去作品が高評価なだけに、善戦を期待したいところです。

放映日を、ワクワク(?)しながら待つ私です。

それでは、また、ブログでお会いしましょう!

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Posted by 佐藤洋子 at 15:40Comments(0)ドラマ鑑賞と開運

2015年01月20日

震災ドラマ「ORANGE」観てよかったです!

震災ドラマ「ORANGE」、観てよかったです!

ドラマ鑑賞は、NHKに偏りがちな我が家ですが、でも、昨夜、TBS系列で放送された、震災ドラマ「ORANGE」、とっても感動的なドラマでした。

私は、過去に、同じTBS系列で放映された「ルーズヴェルト・ゲーム」を観て以来、若手俳優の工藤阿須加氏のファン状態なのですが、今回、このドラマに、彼が出演すると知って、早速、予約録画した次第です。

「ルーズヴェルト・ゲーム」のときは、野球選手の役でしたが、今回は、消防隊員の方を演じていました。


そう、思わず、「消防隊員の方」と敬意をこめて、表現したくなる、そんなドラマでした。

私は、数年前、会社勤めをしていたとき、帰宅途中に、地下道へ降りる階段を踏み外し、右足首を複雑骨折したことがあり、そのとき、消防隊員の方々に、救急車で、運んでいただいたことがあります。

幸い、頭などは打っていませんでしたから、話ができる状態の私のことを、無線で、「意識は清明」と、伝えていらっしゃるのを聴いて、「そういう風に言うんだ」と思ったことを覚えています。

さて、今回のこのドラマ、「テレビ未来遺産 ORANGE ~1.17 命懸けで闘った消防士の魂の物語~」と銘打った、震災の折に尽力された消防士の方々、被災者の方々、亡くなられた方々への思いの込められた、とても感動的な内容でした。

私は、私大の出身者で、在野ということに、誇りを持っていますが、こういうドラマを拝見しますと、「官」の方々の、まっすぐな努力には、敬意を表さずにはいられません。


思えば、私の両親はともに、公立の学校の教師でしたから、「官」の人でした。

おかげで、私は、自分の親に、授業参観はおろか、入学式も卒業式も出席してもらったことはありません。

そのことを不満に思ったことは無かった私ですが、今回、このドラマを拝見して、「官」の方々の責任の重さ、仕事の厳しさに触れ、改めて、自分の両親が公務員であったことを、嬉しく思いました。

自分は、占い師という、在野も在野の仕事をしていますので、公(おおやけ)というものとは程遠いところにいる身です。

立ち位置はどうであれ、「仕事に対して、真摯でありたい」、このドラマを拝見して、強く思いました。

そんな、当たり前の、だけど、日常生活をだらだらとすごしていたら、うっかり忘れてしまいそうな、「大切な真面目さ」、というか、「きりっとした生き方」って、素敵だな、と思い、明日から、そのように生きるぞ、と思った次第です。

良いドラマは、自分の生き方を振り返らせてくれます。

ありがとうございました。

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Posted by 佐藤洋子 at 03:48Comments(0)ドラマ鑑賞と開運

2014年07月02日

「ルーズヴェルト・ゲーム」サントラ盤いいです!

池井戸潤原作の小説「ルーズヴェルト・ゲーム」を映像化したドラマが、終わりました。

私は、大ヒットした「半沢直樹」も好きでしたが、どちらかと言うと、この「ルーズヴェルト・ゲーム」の方が好き。

いつも、仕事で、録画したものを見ることしかできず、リアルタイムで観ていなかったので、ドラマの合間のCMも一ひねりしてあったことを、ようやく今頃、気づいたりしています。

このドラマが終わってしまい、日曜日の夜がさびしくなったという人が多いことをネットで知った私ですが、実は、私もその一人だったみたいです。

さびしさが高じて、ドラマのサントラ盤CDを購入してしまいました。

CD買ってるところが、昭和の人だなって、自分でも思います。

でも、レコード(古っ)とかCDをゲットした時の高揚感って、いいものです。

今も、サントラ盤を流しながら、このブログを書いているのですが、結構、モチベーション上がりますよ。

なんて、このドラマをご存じない方を置いてきぼりにしていて、ごめんなさい。

私は、このドラマによって、「野球って悪くないかも?」という気持ちになりました。

実は、サッカーワールドカップも、WBCだったっけ?、野球の国際試合も、全然、まったく、興味ない私です。

非国民(またもや古っ)なことに、オリンピックも、結構他人事なんですね、私。

だから、スポーツを見て、心が熱くなるという気持ち、これまで、あんまり、持ったことがありません。

ところが、このドラマを見て、社会人野球のシーンを何度か見ているうちに、「あーおしまっ、あーおしまっ」とか、「おーきはらっ、おーきはらっ」と声を上げてしまったりして・・・。(何のことか、まったくお分かりにならない方、ごめんなさい)

野球って、おもしろかったんですね。

また、体育会系のノリについていけなかった、文系女子だった私ですが、「いいじゃん、体育会系icon06」と思ったのですから、ドラマってすごい!

サントラ盤、買って、大正解でした!

それでは、また、ブログでお会いしましょう!

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Posted by 佐藤洋子 at 00:50Comments(0)ドラマ鑑賞と開運

2013年07月07日

おやすみなさい(今夜の「八重の桜」)

先ほど、NHKで放映された大河ドラマ「八重の桜」。

会津のお城に立てこもって、新政府軍と戦っている最中のお話でしたね。

その緊迫した描写の中、ホッとする映像があり、感動したので、このブログを書いています。

それは、お城を出て戦っていた部隊が、新政府軍の包囲網を、実に鮮やかな方法で、くぐりぬけた時のエピソードです。

この画像は、会津の若き重臣であり、主人公八重の幼馴染でもある、山川大蔵(やまかわおおくら)が、一人の兵も失わず、自分の部隊を入城させたときのものです。

大蔵の前に移っている獅子頭が、ポイントです。

新政府軍はお城の周りに、何重にも包囲していて、まともに突破したら、兵の半数は失ってしまう状況下にありました。

そこで、山川大蔵は、この地方の伝統芸能である彼岸獅子の行列をつくり、敵の前を堂々と行進して、入城してのでした。

彼岸獅子の子役の子がかわいくて、和みましたし、お囃子の音色にホッとするものがありました。

この「八重の桜」、若い俳優さんたちが、結構、頑張っています。

山川大蔵を演じているのは、玉鉄こと、玉川鉄二氏です。

また、池内なにがしさんという目の大きな若い俳優さんも、その若さで、家老を演じています。

思うに、この「八重の桜」で、会津方の人々を演じた男優さん、女優さんたちは、非常に運の強い方々だなぁと思います。

観ていて、好感度が半端ないです。

会津の視線で描いている大河ドラマですから、当たり前のことかもしれませんが・・・。

それに比べて、新政府軍側の俳優さん、明らかに、手を抜いた配役と思える人もいたりして、正直、見劣りします。

ただ、本当は、「宇宙戦艦ヤマト」のデスラー総統のように、かっこいい、敵役だったら、もっと、この大河ドラマ、面白かったかもしれません。

でも、きっと、予算的にそれは叶わなかったのでしょう。

さて、彼岸獅子の前のほうで、提灯を持っていた子役さん、かわいかったなぁ。

以前、八重と大蔵が、もみくちゃにされそうになっていた三歳くらいの男の子を助けたエピソードがあり、その時の子が、成長して、恩を返したという設定ですが、なんにしても、かわいい!

今回は、黒木メイサ嬢演じる、八重のライバル的存在の女性・竹子さんが、敵の銃弾に倒れたりと、重い場面もありましたが、この彼岸獅子のエピソードで、救われた感じです。

八重が、スペンサー銃を手に、敵の兵を倒していく場面を見て、かっこいいと思う人もいらっしゃるかと思いますが、私は、正直、あまり好感を持てません。

ただ、やむにやまれぬ思いで、故郷会津を守ろうとしている姿は、美しいと思いますが、戦争の場面は、あまり多くしてほしくないというのが本音です。

才能ある、若い俳優さんたちが、国を守ろうとするりりしい若人を演じたり、戦っている男たちを陰で支える大和撫子を演じてくれているのは、嬉しい限りです。

大和撫子の復活、私の夢でもあります。

若く、元気の良い女の子たちが、「大和撫子って、素敵」と思ってくれるといいなぁ、と願わずにはいられません。

さて、「八重の桜」の感想が、やはり、生き方論になってしまいましたね。

それでは、皆様、おやすみなさい。

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Posted by 佐藤洋子 at 22:21Comments(0)ドラマ鑑賞と開運

2013年05月09日

おやすみなさい(NHK連続テレビ小説「あまちゃん」のこと)

我が家が、親戚筋から「堅苦しい」といわれるゆえんは、たとえば、鑑賞するテレビ局がNHKよりであることだったりします。

大河ドラマは、私が幼いころから、毎年、欠かさず鑑賞してきましたし、思い起こせば、物心ついたころから、朝の連続テレビ小説も、時計代わりに、ずっと、鑑賞してきています。

さて、今季の朝の連続テレビ小説「あまちゃん」は、非常に面白いと感じています。

前回の「純と愛」を面白いとブログに書いた私ですが、訂正しなければならないかも。

あの作品が「面白い」と表現されるなら、今の「あまちゃん」は、「痛快」とでも表現しないと、つり合いがとれません。

北三陸市という架空の、東北の町の物語ですが、とにかく、明るくて、屈託のない作品で、私は出来る限り、欠かさず鑑賞しています。

過疎の町をどう活性化するかを、大人たちが真面目に(だけど少しおかしみもある感じで)考えている、そんな町のお話です。

主人公のアキちゃんは、東京生まれなのに、北三陸市にすっかりなじんで、自分のことを「おら」と言いますし、主人公があこがれるかっこいい先輩の高校生は、「自分」というのを「ずぶん」となまっていて、そのミスマッチが何とも微笑ましいのです。

この作品を観ていて、私は、すっかり、東北弁が好きになってしまいました。

特に、気に入ったのが、驚いたときに、主人公をはじめとする登場人物たちたが発する「じぇじぇじぇ?!」という言葉。

つい、日常生活の中で、「じぇじぇじぇ?!」と言っている私がいたりします。

「あまちゃん」、とんでもない名作になりそう。

脚本家の宮藤官九郎氏の才能、恐るべし!

海女姿の主人公・アキちゃんもかわいいですが、ミス北鉄のユイちゃんのクールビューティな魅力も素敵です。

この作品に出演している俳優さんたちは、長く記憶にとどめられて、幸せですね。

そうそう、小泉今日子氏も、アキちゃんのお母さん役で出ていますから、80年代のアイドルのファン層には、たまらない作品です。

随所でリフレインされる、80年代のアイドルの楽曲も、懐かしく、平成の作品ながら、昭和の匂いもしますね。

そんなわけで、ご覧になっていない方は、今からでも、ご覧になられることをお勧めします。

私は、この作品、面白いし、朝から明るい気分になれて、大好きです。

それでは、皆様、おやすみなさい。

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Posted by 佐藤洋子 at 22:50Comments(0)ドラマ鑑賞と開運

2013年01月14日

おやすみなさい(ドラマ「とんび」観ました)

昨夜、TBSテレビで始まった、東芝日曜劇場「とんび」、ご覧になられましたか?

我が家では、NHKのダイオウイカの番組を見たくなかった母が、チャンネルを替え、偶然、見ることになりました。

しかも、初めのほうは、私はお風呂に入っていて、見ていません。

そんな、何の気なしに、つけたテレビの中の、ドラマだったのですが、来週は、予約録画することにしました。

それだけ、面白かったから、と言いたいところですが、そう、手放しで、ほめてよいドラマかどうかは、実は疑問をもっています。

この頃、NHKが、「梅ちゃん先生」で成功したように、「昭和」ものをやっておけば、外れなし、みたいな風潮って、無いでしょうか?

この「とんび」も、高度経済成長期に生きた、トラック運転手の父と息子を描いたドラマだそうですが、今、こういったドラマをわざわざ作る制作意図って、何なのでしょう?

第一回の最後まで、拝見しましたが、昭和を懐かしむ空気が、テレビからあふれ出しそうなドラマでしたね。

ひとつには、テレビ局のトップ、もしくは中間管理職の方々が、昭和の時代に青春時代を送った世代になられていることが、あるのかもしれません。

今の、人と人とのつながりが、非常に希薄に、無機的になった、よそよそしい時代の空気感に、危機感を抱いておられる層が、こういったべたなドラマの作り手になっているのかも。

でも、どうなんでしょう?

NHKのプロジェクトXが、高度経済成長期への郷愁から生まれたヒット番組だったと思う私には、懐かしんでいるだけでいいの?という思いもあります。

昭和の時代のものづくりや、人と人とのつながり、そういったものを、美しく描くことで、そこから学べることは、あると思います。

しかし、その陰には、大量生産、大量消費時代の幕開けとなっていたり、人口集中と過疎が生まれ始めた時代であったりと、昭和の時代に始まり、今の時代にまで持ち越された負の遺産だって、たくさんあるでしょう。

ドラマを拝見しながら、その意味を深読みする癖のある私には、父権の復活を意図したドラマにも見えました。

父権の復活自体は、私も、今の時代に、ある程度、必要ではないかと思っているのですが、もろ手を挙げて賛成とは、言えない気持ちがしてきました。

かねてから、私は、家庭において、強い父親がいなくなったことは問題ではないか、と思ってきました。

でも、父親の問題は、つまり、母親の問題でもあり、それは、男女が、どのように、お互いを尊重しあうかという、とってもデリケートな事柄なのだと思われます。

我が家の、亡き父は、いわゆる、コワイお父さんでしたが、私は、そういう、家庭における決定権を持った父を、尊敬し、敬愛していました。

でも、父は父で、ほんとは、弱いところも、見せられる家庭だったら、と思っていたかもしれないなぁ、とこのごろ思うのです。

そんな思いを抱き始めた私には、「とんび」というドラマ、いろんな意味で、見逃せない気がします。

安易な昭和への回帰は、賛成できないけれど、ドラマを通して、改めて、昭和という時代について、よく考えてみたいと思った私です。

ちょっとトラック運転手の父役の、内野聖陽さんの演技がクサい気がしましたが、それも、制作サイドの思惑どおり?

重松清さんの、原作を読んでいない私には、今後の展開がどうなるのか全く分からないのですが、それも、楽しみながら、この「とんび」というドラマ、大河ドラマ「八重の桜」を拝見した後、視聴しようと思った次第です。

それでは、みなさま、おやすみなさい。

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Posted by 佐藤洋子 at 00:40Comments(0)ドラマ鑑賞と開運

2013年01月06日

おやすみなさい(大河ドラマ「八重の桜」観ました)

NHK大河ドラマ「八重の桜」拝見しました。

第一回を拝見して感じたのは、古き良き日本の美しさでした。

そして、また、世の中が大きく変わろうとしている時代特有の高揚感も、感じました。

会津藩側から、幕末を描いた大河ドラマは、これまで、無かったと覚えています。

多くは、薩長の官軍側、もしくは、滅び行く江戸幕府側からでしたね。

江戸幕府に殉じた、会津藩の悲劇を、取り上げた単発のドラマは、拝見してことがありますが、大河ドラマでは初めてなので、期待しています。

本田勝一さんの著書に、「殺される側の論理」というものがありますが、ふと、その本のことを思い出しました。

会津藩の松平容保(まつだいらかたもり)は、幕末の京都で、京都守護職として、必死に、幕府のために働いた悲劇の藩主というイメージがあるのですが、その容保を、綾野剛さんが演じています。

ドラマ「セカンド・バージン」で、主人公の鈴木京香さんの、息子を演じているのを拝見したのが、この綾野剛さんを観た最初でしたが、その後、朝の連続テレビ小説「カーネーション」に出演したりしながら、着々と実力をつけ、今回の松平容保役を射止めたのですね。

この松平容保、人気が出そうな気がします。

迷いながらも、幕府のために、悲劇の道を行く、滅びの美学のようなものを、この人に感じるからです。

綾野剛さん、ちゃんと、若殿様に見えていて、さすが、役者さんだと思いました。

そして、少し自信なさげなところが、世の女性(特に中高年層か?)の心をつかみそうです。

もう一人、人気が出るだろうな、と思ったのが、主人公・八重の兄、山本覚馬(やまもとかくま)を演じている西嶋秀俊さんです。

りりしい兄を慕う、八重の子役の鈴木梨央ちゃんもかわいかったです。

大河ドラマというのは、民放のドラマで、主役級を演じる役者さんが、たくさん、脇をかためています。

そうしたことから、「竜馬伝」のときの岩崎弥太郎役・香川照之さんのように、強烈な印象を残す役者さんが出現したりするのでしょう。

今回、主人公の八重をかすませるような、脇役は出てくるのでしょうか?

この大河ドラマ、ここ何年かの、不発だった、大河ドラマの流れを払しょくして、ヒットしそうな気がします。

「ならぬことは、ならぬのです」が、流行語になりそうですしね。

主人公・山本八重を演じる綾瀬はるかさんの登場は、第二回からのようですが、この女優さん、私、結構好きです。

「鹿男あおによし」という民放のドラマで、ちょっと三名目な役をされているのを見て、コメディエンヌの才能もありそうだと思ったことを思い出します。

この人の当たり役は、やはり、あのドラマ「仁」での、あの役でしょう。

主役を何回演じても、代表作といえるものが無い役者さんもいる中で、若くして、代表作を持つ、この綾瀬はるかさんの俳優史に、あらたな代表作が加わることになりそうですね。

これから、日曜日が待ち遠しくなるような展開を期待しています。

それでは、皆様、おやすみなさい。

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2012年12月11日

おやすみなさい「(王女の男」について訂正します)

以前、韓国ドラマ「王女の男」について、あまり面白くないといった主旨のブログをアップした私ですが、訂正しなくてはならないようです。

私が、そのブログで、文句をつけたのが、この画像の「敬恵(キョンヘ)王女」の女優さんです。

韓国ドラマを数々拝見してきた身として、ヒロインの敵役は、ヒロインをしのぐほどの美しさでなければならないと思う(つまり、この女優さんは、それほど魅力的でない)といった内容でした。

しかし、この悲運の王女、回を重ねるごとに、試練に磨かれたかのように、美しくなっていったのには、驚きました。

かつ、このドラマのタイトル「王女の男」とは、決して、ヒロインの相手役・キム・スンユのことだけだはないだろう、と思わせるのが、この敬恵王女の婿殿の存在です。

ヒロインもドラマ後半で、王女になりましたが、もともと、王女として登場したのは、この敬恵王女で、その婿になった、この画像のチョンジョンも、考えてみれば、「王女の男」なわけです。

そして、この敬恵王女とチョンジョンの間で、徐々に育まれていった、深い愛情の物語も、見応えがありました。

初めは、わきを固める、三枚目として登場した、チョンジョンでしたが、敬恵王女の婿になり、献身的な愛を注いでいる姿が、だんだん、りりしく見えてきて、最後のシーンでは、男らしく、散っていきました。

しかし、この敬恵王女、歴史上の実在人物ですが、(どこまで史実なのか、わからないのを差し引いても)本当に、ジェットコースターみたいな人生を送っていますね。

最初は気に入らなかった婿・チョンジョンを、次第に頼りに思うようになり、そして、愛を交わす間柄になったときには、チョンジョンを「旦那様」と呼び、実にかわいらしい女性になっていました。

ところが、政変によって、夫婦で流刑になり、その地で、懐妊。

おなかの子が生まれる前に、チョンジョンは、謀反のかどで、処刑。

画像の、チョンジョンの笑顔は、最期に、愛する敬恵王女に向けた笑顔だったのです。

その夫に対して、敬恵王女も精一杯、笑顔を作って見送ります。

完璧に、ヒロインとその相手役を食っていたな、と思います。

その相手役が、三個目の画像の、キム・スンユですが、(遅かりし、由良の助ではないですが)チョンジョンの死を知り、慟哭する姿です。

結論、私の考えが浅かったようです。

「王女の男」、面白いです。

そして、ヒロインの敵役の敬恵王女役の女優さん、この方も、回が進むにつれて、悲壮感漂う、壮絶な美しさを放つようになりました。

前言を撤回させていただきます。

最終回まで、あと少し、ますます目が離せない、「王女の男」です。

それでは、皆様、おやすみなさい。

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