佐藤洋子の開運カバラ生活

先ほど、FM・Hi！（76.9）さんで、放送していただきました「佐藤洋子の週間トライアングル占い」。

その内容を、ブログでもご紹介させていただきます。

参考になさってくださいませ。

ところで、本日は「夏越の大祓」の日です。

画像は、静岡浅間神社様の茅の輪くぐりの様子ですが、是非、お近くの神社様にお詣りし、茅の輪くぐりをなさってみてください。

日々を過ごすうち、知らず知らずのうちに溜まっていく厄を払っていただくことが出来ますよ。

茅の輪くぐりをされるときは、「祓いたまえ、清めたまえ」と唱えながら、8の字を描いて三回くぐります。

厄がたまると、心配事が絶えなかったり、体調がすぐれなかったり、何かとタイミングが悪くなったりと、一つ一つは小さなことでも、そのままにしておくのはお勧めできません。

大祓は、6月30日と12月31日にあり、6月の方は「夏越の大祓」、12月の方は「年越しの大祓」といいます。

神社によっては、神主様が高い所から、参拝する方々が頭をさげられているところに、幣をかざして、厄を祓ってくださるところもあると思いますよ。

私も、画像の静岡浅間神社様にお詣りし、茅の輪くぐりをさせていただくつもりです。

それでは、占いの内容です。


[2022年6月 30日～7月6日の運勢]
秘数1の人(1日、10日、19日、28日生まれ)

「転換（てんかん）、ゼロからの出発を表す「死神（しにがみ）の逆位置」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い太陽は現在、蟹座（かにざ）に在（あ）り、7月2日には内気（うちき）な傾向（けいこう）です。過去（かこ）への執着（しゅうちゃく）を断ち切ると良い時期です。自分の殻（から）を破り、未来へ意識（いしき）けることで、更に運気はアップします。」








秘数2の人(2日、11日、20日、29日まれ)

「矛盾（むじゅん）、駆け引きを表す「剣の7の正位置」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い月は冥王星（めいおうせい）の影響を受け、7月1日と6日には、自己欺瞞（じこぎまん）に要注意（ようちゅうい）です。誠実（せいじつ）であると良い時期です。自分の言動（げんどう）に責任（せきにん）を持つことで、更に運気はアップします。」








秘数3の人(3日、12日、21日、30日生まれ)

「共感（きょうかん）、友好関係（ゆうこうかんけい）を表す「カップの2の正位置」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い木星は太陽の影響を受け、7月5日には、自信過剰（じしんかじょう）に要注意です。本音（ほんね）で語り合うと良い時期です。協力しあって、目標に向かうことで、更に運気はアップします。」








秘数4の人(4日、13日、22日、31日生まれ)

「狡猾（こうかつ）、利益（りえき）の独占（どくせん）を表す「剣の5の正位置」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い土星はドラゴンヘッドの影響を受け、7月4日には、孤立（こりつ）しがちです。価値観（かちかん）を見直すと良い時期です。良心（りょうしん）に恥（は）じない行動を心掛（こころが）けることで、更に運気はアップします。」








秘数5の人(5日、14日、23日生まれ)

「信念（しんねん）、経済的安定（けいざいてきあんてい）を表す「金貨の4の正位置」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い水星は海王星（かいおうせい）の影響を受け、30日と7月3日にはおしゃべりな傾向です。努力の成果（せいか）を手にする幸運な時期です。得たものを、周囲と分かちあうことで、更に運気はアップします。」








秘数6の人（6日、15日、24日生まれ）

「旅立ち、困難（こんなん）からの脱出（だっしゅつ）を表す「剣の6の正位置」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い金星は現在、双子座に在り、7月2日と6日には、移り気な傾向です。柔軟（じゅうなん）であると良い時期です。次のステージに向かうことで、更に運気はアップします。」








秘数7の人(7日、16日、25生まれ)

「逆風（ぎゃくふう）、停滞（ていたい）を表す「運命の輪の逆位置」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い天王星（てんのうせい）は月の影響を受け、7月1日と5日には、自意識過剰（じいしきかじょう）の傾向です。意地（いじ）やプライドを手放（てばな）すと良い時期です。周囲の力を借りることで、更に運気はアップします。」








秘数8の人（8日17日、26日生まれ）

「不満、遅い進捗（しんちょく）を表す「金貨の7の正位置」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い火星は月の影響を受け、7月4日には、気難（きむずか）しくなりがちです。現状（げんじょう）の観察（かんさつ）をすると良い時期です。先（ま）ずは、一歩、踏（ふ）み出す勇気が、更に運気をアップさせます。」








秘数9の人(9日、18日、27日生まれ)

「抜擢（ばってき）、後（うし）ろ盾（だて）を表す「金貨の9の正位置」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い海王星は現在、逆行（ぎゃっこう）しており、30日と7月3日には、夢見（ゆめみ）がちな傾向です。理解者（りかいしゃ）が現（あらわ）れる幸運な時期です。ゆとりある言動（げんどうa）が、更に運気をアップさせます。」



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8時間ほど、過ぎてしまっていて、大変恐縮ですが、本日11：52にお月さまが、蟹座宮で新月になりました。

是非、「新月の日の開運アクション」をお試しください。

今回の新月様は、蟹座宮の新月様です。

蟹座の得意分野の願い事はより、叶いやすいでしょう。

さて、まずは、「新月の日の開運アクション」のやり方をご説明いたしますね。

お月さまが新月になった瞬間から16時間以内に、二個以上十個以下の願い事を紙に書く、これが「新月の日の開運アクション」です。

すでに8時間近く経過していて、ごめんなさい。

願い事は完了形で書いてみてくださいね。

「私、〇〇〇〇は、安心して過ごせる居場所を見つけました」
「私、〇〇〇〇は、苦手なことを克服し、日々、成長していきます」
「私、〇〇〇〇は、周囲の人々に温かく受け入れられるよう、自分の内面のセンシティブさを素直に表現できるようになりました」

蟹座の得意分野、安心、安らぎ、育み、感情などに基づいて、願い事の例を書いてみました。

さて、蟹座と言ったら、感受性豊かで、家族愛に満ち、安らぎを求める人々のイメージをです。
なので、今回の新月様にお願いする内容を、こういった蟹座の得意分野に寄せることで、より叶いやすくなりますよ。
もちろん、ご自分の心から湧き出る思いを優先するのがベストです。
なので、まずは、ご自身が叶えたい願い事を、完了形で「すでに叶いました」という書き方で書いてみましょう。

「新月の日の開運アクション」は、新月様に願い事を叶えるのを援護していただくアクションですが、一種の引き寄せの法則でもあります。
なので、願い事を完了形で書くことはマストです。
「~となりますように」と書いてしまうと、「~となりますように」という状態、つまり、これから願い事が叶う、即ちまだ叶っていない状態を望んでいると、新月様に思われてしまいます。

さて、最後になりましたが、新月という特別な日のことについてお話ししてみますね。
地球を中心として、天体が球状に広がっていると捉える、天空図の上で、太陽と月が重なっている状態、それが新月です。
0度で重なっているため、お月さまは太陽の光を反射せず、お月さまの出ない夜となります。
しかし、男性性、積極性、自分自身などを司る太陽と、女性性、受動性、内面的感情を表すお月さまが0度で重なっている状態は、特殊なエネルギーが発生しても、不思議はありません。
実際、昔の人々は、「新月の日に始めた稽古事は上達が速いこと」「新月の日に伐り出した材木は腐りにくいこと」などを経験的に認識し、新月様のお力を生活に活かしてきました。
今、新月様のお力を、と書きましたが、正確にはお月さまの満ち欠けのエネルギーを上手に生活の中に取り入れていたということになります。

新月が、満月に向かってていく時期は、お月さまが満ちていくように、物事を推進するエネルギーが強く働きます。
そして、満月の別名は「サクセスムーン」、大切なプレゼンテーションなどを、この日に設定するなど、ビジネスシーンでもお月さまのエネルギーは大活躍です。
また、満月の日には人体は摂取したものを吸収する働きがマックスになると言われてもいますので、この日の暴飲暴食は避けた方が良いでしょう。
そして、満月から新月に向かう、お月さまが欠けていく時期には。物事を収束させるエネルギーが強く働きますので、お部屋の掃除、片付けなどはサクサク進む時期です。
また、新月の日が近づくにつれ、人体は代謝のエネルギーがつよくなりますので、満月の日からダイエットを始めるのも、効果的であると言えるでしょう。

新月の今日、何かを始めてみるのも良いでしょうね。
私はお願い事を書いて、家の中を片付ける段取りを考えてみるつもりです。

皆様もぜひ、「新月の日の開運アクション」をお試しくださいね♪
それでは、また、ブログでお会いしましょう！

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先ほど、FM・Hi！（76.9）さんで、放送していただきました「佐藤洋子の週間トライアングル占い」。

その内容を、ブログでもご紹介させていただきます。

参考になさってくださいませ。

6月29日は、お月さまが新月になる日です。

この日には、是非「新月の日の開運アクション」をお試しください。

方法については、改めて、ブログアップさせていただきます。

それでは、占いの内容です。


[2022年6月 23日～6月29日の運勢]
秘数1の人(1日、10日、19日、28日生まれ)

「前進、勝利（しょうり）を表す「杖の6の正位置」が今週のあなたのカードです。このカードと縁の深い火星は冥王星（めいおうせい）の影響（えいきょう）を受け、25日と新月になる29日には、冷淡（れいたん）な傾向（けいこう）です。手応（てごた）えを感じる幸運な時期です。周囲（しゅうい）と力を合わせることで、更に運気はアップします。」








秘数2の人(2日、11日、20日、29日まれ)

「娯楽（ごらく）、贅沢（ぜいたく）を表す「杖の4の逆位置」が今週のあなたのカードです。このカードと縁の深い土星はドラゴンヘッドの影響を受け、24日と28日には不和（ふわ）に要注意（ようちゅうい）です。依存心（いぞんしん）を手放（てばな）すと良い時期です。本質（ほんしつ）を見極（みきわ）める努力が、更に運気をアップさせます。」








秘数3の人(3日、12日、21日、30日生まれ)

「不信、公私混同（こうしこんどう）を表す「金貨の9の逆位置」が今週のあなたのカードです。このカードと縁の深い海王星（かいおうせい）は現在、魚座に在（あ）り、23日と27日には感傷的（かんしょうてき）になりがちです。謙虚（けんきょ）であると良い時期です。今後のヴィジョンを明確（めいかく）に描（えが）くことで、更に運気はアップします。」








秘数4の人(4日、13日、22日、31日生まれ)

「約束（やくそく）、家族との絆（きずな）を表す「カップの6の正位置」が今週のあなたのカードです。このカードと縁の深い金星は現在、双子座に在（あ）り、26日には気まぐれな傾向（けいこう）です。初心（しょしん）に返ると良い時期です。同じ失敗（しっぱい）を繰（く）り返（かえ）さないことで、更に運気はアップします。」








秘数5の人(5日、14日、23日生まれ)

「適当（てきとう）、ケアレスミスを表す「金貨の2の逆位置」が今週のあなたのカードです。このカードと縁の深い月は上昇宮（じょうしょうきゅう）の影響を受け、25日にはイライラしがちです。誠実（せいじつ）であると良い時期です。目の前の課題（かだい）に真剣（しんけん）に取り組むことで、更に運気はアップします。」








秘数6の人（6日、15日、24日生まれ）

「矛盾（むじゅん）、偏見（へんけん）を表す「正義の逆位置」が今週のあなたのカードです。このカードと縁の深い金星は土星の影響を受け、24日と新月になる29日には、嫉妬（しっと）に要注意（ようちゅうい）です。慎重（しんちょう）であると良い時期です。事実（じじつ）に基（もと）づき、理性的（りせいてき）に対応（たいおう）することで、更に運気はアップします。」








秘数7の人(7日、16日、25生まれ)

「誠実（せいじつ）、優（やさ）しさを表す「カップのナイトの正位置」が今週のあなたのカードです。このカードと縁の深い水星は現在、双子座に在（あ）り、23日と28日には自信過剰（じしんかじょう）な傾向です。自分らしくあると良い時期です。心の充実（じゅうじつ）を図（はか）ることで、更に運気はアップします。」








秘数8の人（8日17日、26日生まれ）

「復活（ふっかつ）、目覚（めざ）めを表す「審判（しんぱん）の正位置」が今週のあなたのカードです。このカードと縁の深い冥王星（めいおうせい）は月の影響を受け、27日には自惚（うぬぼ）れに要注意です。努力の成果（せいか）を手にする幸運な時期です。諦（あきら）めていたことへの再挑戦（さいちょうせん）が、更に運気をアップさせます。」








秘数9の人(9日、18日、27日生まれ)

「勤勉（きんべん）、向上心（こうじょうしん）を表す「金貨の8の正位置」が今週のあなたのカードです。このカードと縁の深い土星は天王星（てんのうせい）の影響を受け、26日には気持ちを抑圧（よくあつ）しがちです。良い師（し）と巡（めぐ）り合える幸運な時期です。丁寧（ていねい）な対応（たいおう）を心掛（こころが）けることで、更に運気はアップします。」



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タロットカードに描かれる花々のお話し、第二話です。

ライダータロットの大アルカナ、20番目のカード、ナンバリング19の「太陽」。

このカードには、ヒマワリの花が描かれています。

ヒマワリ、英語でサンフワラー、「太陽の花」と呼ばれています。

ギリシア時代には、太陽神アポロンと結び付けられ、神話の中では「太陽を崇拝（すうはい）する花」としても登場します。

太陽とそのエネルギーを象徴（しょうちょう）するものとして、ヒマワリがこのアルカナの絵柄をより一層、強調（きょうちょう）する働きを担（にな）っています。

タロットカードと、数秘術（すうひじゅつ）は密接（みっせつ）につながっていると言われます。

数秘術的観点から、この絵柄を観てみると、先ず、塀（へい）の上から見えるヒマワリの花は四つ。

四と言う数字は、四方向、四周期を表していると、数秘術的には解釈（かいしゃく）することが出来ます。

四方向とは、東西南北、四周期とは春夏秋冬の季節の巡（めぐ）り。

つまり、ヒマワリを四本描くことで、空間的、時間的な広がりを感じさせる効果を狙（ねら）っているとも受け取れます。

また、赤ん坊の頭に注目すると、この子はリース（花冠）をかぶっており、そのリースには六つのヒマワリの花が描かれています。

塀から見える四本のヒマワリと、赤ん坊の花冠（はなかんむり）の六つのヒマワリの花を合計すると10。

「10」という数字は、完成、完全性を象徴する円を表す数字でもあります。

こうして、この「太陽」の絵柄の中に描かれた10本のヒマワリは、このカードが表す成功、生命力、天真爛漫（てんしんらんまん）さ、健康などの事柄（ことがら）を、より強く印象付けているとも受け取ることが出来ます。


この赤ん坊は、白馬にまたがっています。

馬は生命力を表すのに相応（ふさわ）しい動物です。

タロットカードに詳（くわ）しい方は、白馬という言葉から、「死神」のカードを連想される方もいらっシャツでしょう。

タロットカード、大アルカナ14番目のカード、ナンバリング13の「死神」。

このカードの中で、死神は白馬にまたがり、逆さまのミスティックローズの描かれた旗を持って、屍（しかばね）を踏（ふ）みながら凱旋（がいせん）するかのように行進しています。

死神の背後には、昇（のぼ）る朝日が描かれ、このカードの中に「死と再生」を見出すことが出来ます。

そして、「太陽」のカードにも、白馬が描かれています。

白馬には、元気の良い赤ん坊が赤い旗を持ってまたがっています。

「赤」は生命力を表す色であり、ひらひらと風になびく赤い旗が、よりこのカードの意味を強めています。

「死神」とは真逆の、生命力の象徴ともいえる赤ん坊、白馬、それらを背後から強力に照らす太陽。

太陽の中には顔が描かれ、真正面（ましょうめん）を見据（みす）えています。

しかし、白馬を良く見ると、純白（じゅんぱく）ではないことに気づきます。

エネルギーに満ちた世界を表す「太陽」のカードの中にも、対極的な「死」を連想させるものを描くことで、ライダー・ウエイト版のタロットカードは、より深く味わい深いものとなっています。

余談ではありますが、白馬つながりでもう一つだけ連想されるのは「カップのナイト」です。

杖、剣、カップ、金貨の四枚の「ナイト」はそれぞれ、馬にまたがっている絵柄なのですが、「カップのナイト」がまたがっている白馬は、頭が少し下向きであること以外は、ほぼ、死神のカードの白馬と同じ体勢（たいせい）で、カップのナイトを載せています。

興味深い一致（いっち）であると思いませんか？

いずれ、「タロットカードに描かれた動物のお話し」の項（こう）を設（もう）けて、考察（こうさつ）したいと思っています。

さて、タロットに描かれているヒマワリの花というと、「杖のクイーン」も忘れてはいけません。

「杖のクイーン」は、右手に杖を、左手にはヒマワリの花を持っています。

彼女が座っている椅子には、二頭のライオン、獅子（しし）が彫刻（ちょうこく）されています。

タロットカードと数秘術が密接につながっていると、先ほど述べましたが、実はタロットカードは占星術（せんせいじゅつ）ともつながりを見出すことが可能です。

占星術の世界では、太陽という惑星（わくせい）は獅子座と関連付けて考えられる天体（てんたい）です。

獅子座という星座宮の支配星が太陽なのです。

そして、サンフラワー、ヒマワリを持つ「杖のクイーン」が座る椅子には、ライオン、まさに獅子が彫刻されているのです。

彼女の足元には、ジブリ映画で有名な「魔女の宅急便」のｼﾞｼﾞを思わせる黒猫が座っています。

この「杖のクイーン」の絵柄をご覧（らん）になって、足元に居る猫から、古代エジプトの「パステト神」を連想（れんそう）される方もいらっしゃるでしょう。

「パステト神」は猫の神として知られ、太陽神ラーの娘、あるいは妻、妹とも言われています。

始めは雌ライオンの頭を持つ姿で描かれていたものが、次第に猫の頭を持つ姿で描かれるようになったとも。

ここでも、黒猫から、「太陽」のワードが出てくるんですね。

さて、ヒマワリです。

「杖のクイーン」が、ヒマワリを持っていることから、このクイーンは朗（ほが）らかで、天真爛漫（てんしんらんまん）な女性であると想像できます。

実際、実占において、このカードが出てくる状況（じょうきょう）は、杖が表す「情熱（じょうねつ）」が事態（じたい）を牽引（けんいん）するようなシチュエーションが多いのですが、その後の展開（てんかい）を質問者さん、関係する人々が、明るいものと考え、意欲的（いよくてき）に取り組もうとしている場合が多いと感じます。

良い意味での楽観性（らっかんせい）というか、「為（な）せば成（な）る」的なポジティブな意思を感じます。

ヒマワリという、太陽に常に顔を向けている花が描かれたカードには、そういった明るさ、屈託（くったく）の無さが感じられます。

ただ、「太陽」も「杖のクイーン」も、正位置であれば、とてもポジティブなエネルギーを表すカードなのですが、逆位置になると、もともとが強力なエネルギーを持つカードゆえに、マイナス面も大きくなります。

「太陽」「杖のクイーン」ともに、逆位置の意味に「我儘（わがまま）」「自己中心的（じこちゅうしんてき）」というものがあるのは、まさにと言う感じです。

そもそも、タロットカードは、正位置と逆位置で、意味するものが非常に違（ちが）ってきます、

正位置の長所（ちょうしょ）が、逆位置になると短所（たんしょ）をより増幅（ぞうふく）させているような、「あちゃ～」という印象（いんしょう）になるカードも多々、存在します。

こういった、二元的（にげんてき）な世界観（せかいかん）は、実はカバラ数秘術にも通じるもので、カバラ数秘術的には、男性原理（だんせいげんり）、女性原理（じょせいげんり）という表現をします。

ただ、カバラ的な男性原理、女性原理は、ポジティブ、ネガティブと分けられるものではありません。

むしろ、真逆（まぎゃく）のエネルギーで構成（こうせい）されている、私たちの世界においては、バランスを取ることが大切であると考えるのです。

それゆえに、タロットカードが正位置と逆位置で、非常に意味が異（こと）なる背景（はいけい）には、バランスが大切であるという教訓（きょうくん）を内包（ないほう）しているとも考えられます。

今回は、タロットカードに描かれる花々のお話し、第二話として、ヒマワリの花についていろいろ、解説してみました。

解説部分が多く、説明的で恐縮（きょうしゅく）です。

最後に、私見（しけん）ではありますが、タロットカードについて、私が思っていることをお話しして、この章を締（し）めくくりたいと思います。

タロットカードに親しみたいとお考えの方が、タロットカードのデッキのカード数78枚、という数の多さを知ったとき、「多い」とお感じになられ、意欲を削（そ）がれるという経験をされる方はかなりいらっしゃると思います。

実際、大アルカナ22枚、数字カード40枚、人物カード16枚と、一体との部分からアプローチしたらいいの？と、頭を抱（かか）えてしまうかもしれませんね。

まずは、大アルカナ22枚について、意味をザックリとても把握（はあく）できたら、一人占いは出来ると思いますよ。

ここで、「意味をザックリと把握」と書きましたが、これ、大切です。

というか、むしろ、あまり意味を調べ過（す）ぎない方が良いとも思います。

極論（きょくろん）するなら、タロットカードの数だけ、ご自分にとっての意味があると、お考えになられても良いのではないか、とさえ思っています。

精神的にも、時間的にも、ある程度の余裕（よゆう）が必要にはなるのですが、大アルカナのカードを、一日一枚で構いませんので、じーっと眺（なが）めるお時間を持たれると良いと思います。

カードから何を感じるのか、感じたことから連想されるものは何なのか、ということを思いめぐらせる時間をお持ちになることで、タロットカードと確実に仲良くなれると思います。

そして、デッキの中に、好きだなと思えたり、何か気になると感じるカードが有れば、そのカードを大切になさってください。

きっと、そのカードに惹（ひ）きつけられたことの意味あいが分かる日が来ることでしょう。

カードに親しむ日々を重（かさ）ねて行かれるうちに、「私とこのカードは何か、似（に）ている気がする」とか、「私を表すカードはこのカードかな？」などど感じるカードに出会うことも有るでしょう。

私の場合、おこがましくも、そのカードは最初「女教皇（じょきょうこう）」でした。

自分自身が占い師を目指していたことも関係あるかもしれません。

皆様にとって、タロットカードが、良い導（みちび）き手（て）となることを祈（いの）りつつ、今夜のお話しは、ここまでとさせていただきます。

それでは、また、ブログでお会いしましょう！

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先ほど、FM・Hi！（76.9）さんで、放送していただきました「佐藤洋子の週間トライアングル占い」。

その内容を、ブログでもご紹介させていただきます。

参考になさってくださいませ。

それでは、占いの内容です。


[2022年6月 16日～6月22日の運勢]
秘数1の人(1日、10日、19日、28日生まれ)

「撤退（てったい）、心変わりを表す「カップの8の正位置」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い太陽は現在、双子座に在（あ）り、17日と19日には飽（あ）きっぽい傾向（けいこう）です。内省的（ないせいてき）であると良い時期です。過去（かこ）と訣別（けつべつ）し、新（あら）たな展開（てんかい）を模索（もさく）することで、更に運気はアップします。」








秘数2の人(2日、11日、20日、29日まれ)

「困難（こんなん）の克服（こくふく）、意志（いし）の力を表す「力の正位置」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い月は天頂点（てんちょうてん）の影響（えいきょう）を受け、16日と18日には神経質（しんけいしつ）になりがちです。焦（あせ）りを手放（てばな）すと良い時期です。自分を信じて、努力（どりょく）を重（かさ）ねることで、更に運気はアップします。」








秘数3の人(3日、12日、21日、30日生まれ)

「訪（おとず）れる新しい未来（みらい）を表す「カップの6の逆位置（ぎゃくいち）」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い木星はドラゴンヘッドの影響を受け、17日には不和（ふわ）に要注意（ようちゅうい）です。甘えを断（た）ち切ると良い時期です。初心（しょしん）を忘れず、新（あら）たなステージを目指（めざ）すことで、更に運気はアップします。」








秘数4の人(4日、13日、22日、31日生まれ)

「迷（まよ）い、現実逃避（げんじつとうひ）を表す「カップの7の正位置」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い土星は金星の影響を受け、16日には嫉妬（しっと）に要注意（ようちゅうい）です。虚栄心（きょえいしん）を手放（てばな）すと良い時期です。現実（げんじつ）を直視（ちょくし）することで、更に運気はアップします。」








秘数5の人(5日、14日、23日生まれ)

「アドバイス、問題（もんだい）の解決（かいけつ）を表す「剣の7の逆位置」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い水星は土星の影響を受け、22日には視野（しや）が狭（せま）くなりがちです。客観的（きゃっかんてき）であると良い時期です。周囲（しゅうい）への感謝（かんしゃ）の気持ちが、更に運気をアップさせます。」








秘数6の人（6日、15日、24日生まれ）

「気づき、不安（ふあん）の解消（かいしょう）を表す「剣の9の逆位置」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い金星は天王星（てんのうせい）と重（かさ）なっており、下弦（かげん）の月になる21日には、浪費（ろうひ）に要注意です。自分自身（じぶんじしん）と向き合うと良い時期です。建設的（けんせつてき）な方法を選択（せんたく）することで、更に運気はアップします。」








秘数7の人(7日、16日、25生まれ)

「勤勉（きんべん）、向上心（こうじょうしん）を表す「金貨の8の正位置」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い天王星（てんのうせい）はドラゴンヘッドと重なっており、20日と22日には、家庭不和（かていふわ）の傾向（けいこう）です。長期的（ちょうきてき）な視野（しや）を持つと良い時期です。丁寧（ていねい）な対応（たいおう）を心掛（こころが）けることで、更に運気はアップします。」








秘数8の人（8日17日、26日生まれ）

「断念（だんねん）、自暴自棄（じぼうじき）を表す「杖の10の逆位置」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い火星は上昇宮（じょうしょうきゅう）の影響を受け、19日と下弦（かげん）の月になる21日には、喧嘩（けんか）は厳禁（げんきん）です。肩の力を抜（ぬ）くと良い時期です。自分の責任（せきにん）から逃（に）げずに、頑張ることで、更に運気はアップします。」







秘数9の人(9日、18日、27日生まれ)

「終局（しゅうきょく）、転換（てんかん）を表す「死神の正位置」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い海王星（かいおうせい）は金星の影響を受け、18日と20日には、夢見（ゆめみ）がちな傾向です。一旦（いったん）、白紙（はくし）に戻すと良い時期です。生まれ変わるイメージで、頑張ることで、更に運気はアップします。」



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札の辻ホールにて、13:30から開催している「連弾だけの音楽会」を観覧しています。

画像は、オープニングの様子、有名なゲーム曲、ファイナルファンタジーの連弾で始まりました。

司会者を務めていらっしゃる、私のお友だちが、ギャラリーに手拍子を求めています。

ピアノの音、生で聴いたのは久しぶりです。

トップバッターは、私のお友だちとお嬢さん。

曲は「銀河鉄道999」。

お友だちはてつろう、お嬢さんはメーテルに扮しての演奏です。

さすが親子、息の合った連弾に、なんだか、聴いている私も、ジワっと胸熱な気持ちになりました。

会はこれから佳境を迎えます。

今日は、ピアノの音色に心弾む、素敵な雨の日になりそうです。
  

ピアノを弾（ひ）けると、楽しいですよね♪

そして、兄弟姉妹、親子、お友達と一緒に弾いたら、もっと楽しそう！

そんな、「連弾（れんだん）だけの音楽会」が、明後日6月12日に、静岡市街中、札ノ辻ホールで催されます。

この発表会は、私のお友達も主催者（しゅさいしゃ）に名を連（つら）ねているので、観覧（かんらん）させていただくことになっています。

お友達と共に、この会を主催されている方が、音楽会についてお話しされているYouTubeを拝見（はいけん）しましたが、その中で「クラシック音楽は、生で聴くのが醍醐味（だいごみ）」といった主旨（しゅし）のお話しをされていました。

その動画を拝見して、「確かに」との思いを抱（いだ）き、ますます、観覧したくなりました。

実は、私も小学生、中学生時代に、姉と共にピアノを習っていました。

小学校教師をしていた母の、先輩にあたる方が、ピアノ講師として月に一度、日曜日の午前中、我が家を訪（おとず）れてくださいました。

発表会が、年に一度あり、姉と二回ほど、連弾したことがあります。

連弾って、二人の息が合っていると、とても気持ちよく弾けるんですよね。

ただ、実際に発表会になると、上がってしまって、テンポが速くなってしまったり、ドキドキでしたが、良い思い出です。

明後日は、生のピアノ連弾演奏を拝見し、音楽のシャワーを浴びてきたいと思います。

皆様も、「連弾だけの音楽会」、観覧されませんか？

それでは、また、ブログでお会いしましょう！

佐藤洋子研究室のホームページはこちらです。


  

先ほど、FM・Hi！（76.9）さんで、放送していただきました「佐藤洋子の週間トライアングル占い」。

その内容を、ブログでもご紹介させていただきます。

参考になさってくださいませ。

それでは、占いの内容です。


[2022年6月 9日～6月15日の運勢]
秘数1の人(1日、10日、19日、28日生まれ)

「停滞（ていたい）からの脱出（だっしゅつ）を表す「剣の2の逆位置」が今週のあなたのカードです。このカードと縁の深い月は火星の影響（えいきょう）を受け、11日には短気（たんき）な傾向（けいこう）です。臨機応変（りんきおうへん）であると良い時期です。結論（けつろん）を急（いそ）がず、軌道修正（きどうしゅうせい）しながら進むことで、更に運気はアップします。」








秘数2の人(2日、11日、20日、29日まれ)

「未熟（みじゅく）、惰性（だせい）を表す「金貨の8の逆位置」が今週のあなたのカードです。このカードと縁の深い火星は木星と重（かさ）なっており、10日と15日には、勇（いさ）み足（あし）に要注意（ようちゅうい）です。粘（ねば）り強（づよ）くあると良い時期です。よそ見せず、集中して取り組むことで、更に運気はアップします。」








秘数3の人(3日、12日、21日、30日生まれ)

「先週と同じく、変化（へんか）、交流（こうりゅう）を表す「金貨の2の正位置」が今週のあなたのカードです。このカードと縁の深い土星は現在、水瓶座（みずがめざ）に在（あ）り、9日と満月になる14日には、孤立（こりつ）に要注意です。バランス感覚（かんかく）を持つと良い時期です。楽しみながら、課題（かだい）に取り組むことで、更に運気はアップします。」








秘数4の人(4日、13日、22日、31日生まれ)

「潔癖（けっぺき）、繊細（せんさい）さを表す「女教皇（じょきょうこう）の正位置」が今週のあなたのカードです。このカードと縁の深い月は木星の影響を受け、11日には無神経（むしんけい）になりがちです。自分の気持ちを見つめ直すと良い時期です。不言実行（ふげんじっこう）を心掛（こころが）けることで、更に運気はアップします。」








秘数5の人(5日、14日、23日生まれ)

「束縛（そくばく）、ハードワークを表す「悪魔の正位置」が今週のあなたのカードです。このカードと縁の深い土星は水星の影響を受け、12日には生真面目（きまじめ）な傾向です。理性的（りせいてき）であると良い時期です。自分の現状（げんじょう）を真正面（ましょうめん）から見つめることで、更に運気はアップします。」








秘数6の人（6日、15日、24日生まれ）

「傲慢（ごうまん）さ、自惚（うぬぼ）れを表す「カップの9の逆位置」が今週のあなたのカードです。このカードと縁の深い海王星（かいおうせい）は太陽の影響を受け、11日と15日には失望（しつぼう）しがちです。謙虚（けんきょ）であると良い時期です。今、あるものへの感謝（かんしゃ）の気持ちが、更に運気をアップさせます。」








秘数7の人(7日、16日、25日生まれ)

「ごまかし、駆（か）け引（ひ）きを表す「剣の7の正位置」が今週のあなたのカードです。このカードと縁の深い天王星（てんのうせい）は金星の影響を受け、10日と満月になる14日には、浪費（ろうひ）に要注意です。慎重（しんちょう）であると良い時期です。自分の言動（げんどう）に責任（せきにん）を持つことで、更に運気はアップします。」








秘数8の人（8日17日、26日生まれ）

「孤独（こどく）、喪失感（そうしつかん）を表す「カップの5の正位置」が今週のあなたのカードです。このカードと縁の深い水星は現在、牡牛座（おうしざ）に在（あ）り、9日と13日には頑固（がんこ）になりがちです。冷静（れいせい）であると良い時期です。現実（げんじつ）を踏（ふ）まえて、今後の方針（ほうしん）を立てることで、更に運気はアップします。」








秘数9の人(9日、18日、27日生まれ)

「知性（ちせい）、社会的責任（しゃかいてきせきにん）を表す「剣のキングの正位置」が今週のあなたのカードです。このカードと縁の深い火星は天頂点（てんちょうてん）の影響を受け、12日には衝動的（しょうどうてき）になりがちです。客観的（きゃっかんてき）であると良い時期です。公正（こうせい）に判断（はんだん）することを心掛（こころが）けると、更に運気はアップします。」



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佐藤洋子研究室を開業してから、今年の8月5日で17年になります

研究室で用いる占術は、命・卜・相（めい・ぼく・そう）の三種類の占術のうち、命術と、卜術の二種類になります。

ちなみに、命術（めいじゅつ）とは、生年月日を基に宿命（しゅくめい）を出して占う方法、卜術（ぼくじゅつ）とは、易、タロットカード、ルーンなどの、その時々の運勢（うんせい）を占う方法、そして、相術（そうじゅつ）とは、手相、人相、などのその方の風貌（ふうぼう）、身体（からだ）の状態（じょうたい）から運勢を読み取る方法です。

研究室で用いている命術は、カバラ数秘術、西洋占星術。鬼谷算命学の三つです。

そして、卜術はタロットカードです。

最近、とみに感じるのが、私は「タロット占い師」としての側面（そくめん）が強くなっているなぁということです。

おそらく、生年月日から読み取る宿命の部分は、ある程度、命術を学んだ占い師ならば、一定のレベルの鑑定（かんてい）を行うことが可能で、占術が違っていても、同じ方を占う限り、占断結果はそれほどの違いは起きないことから、お客様にとっては、「前にも聞いたかな？」という内容になることがあり得るのだと思うのです。

命術では、なかなか読み取りづらい内容、ご自身の運勢の流れ、関係する他者の気持ち、両者の関係性がどのようになっていくのか、といった部分については、卜術が力を発揮（はっき）します。

再びの鑑定のご依頼（いらい）をいただくとき、「タロット占いを」とおっしゃられるお客様がほとんどであることは、その証左（しょうさ）であるかと思います。

タロットカード占いにおいて、占い師とお客様の間に、調和的（ちょうわてき）な空気が成立（せいりつ）しているとき、また、お客様がタロットカードに素直なお気持ちを託（たく）してくださるとき、とても鑑定の精度（せいど）が上がるのを感じます。

そこで、「洋子のタロット夜話」というカテゴリーを作り、日々、タロット占いをさせていただいている者として、タロット占いについての占者（せんじゃ）としての思い、タロットカード受け取るインスピレーション、また、タロットカードそのものについてのこぼれ話を、ブログアップしていきたいと思っています。

タロットカードのデッキは、様々ありますが、この「タロット夜話」においては、最も広く、用いられていると言われる、ライダー・ウエイト版について取り上げていきたいと思っています。

前置きが長くなりましたが、今夜は「タロットカードに描かれる花々について~その1~」です。

画像は、タロットカードにおける22枚の主要なカード・大アルカナの二番目のカード、ナンバリングは1の「魔術師（まじゅつし）」です。

大アルカナは、0とナンバリングされている「愚者（ぐしゃ）」から始まり、21とナンバリングされている「世界」までの22枚のカードです。

魔術師は、ニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」で有名なツァラトゥストラ（ゾロアスター教の開祖）がモデルと言う説もあるカードですが、このカードの絵柄についてお話しするだけで、ブログが二、三個書けてしまう情報量ですので、今回は「魔術師」のカードに描かれた花について、お話ししたいと思います。

魔術師の頭上（ずじょう）には、赤いバラのつるが、足元には赤いバラと白い百合が絡み合うように描かれています。

西洋世界において、赤いバラはゴルゴダの丘に磔刑（たっけい）に処（しょ）せられたイエスキリストが流した血を象徴（しょうちょう）すると言われます。

そして、白い百合は聖母マリアを象徴する花です。

このカードの中に、イエスキリストと聖母マリアを垣間見（かいまみ）ることが出来るのです。

こちらのカードは、数字カード「杖の2」です。

このカードの中にも、赤いバラと白い百合が登場します。

中央の人物の足元、城塞（じょうさい）の一部に描かれています。

ところで、タロットカードは全部で78枚あり、大アルカナ22枚、数字カード40枚、人物カード16枚で構成されています。

大アルカナは、「人間の魂（たましい）の成長」が物語のように描かれていると言われている、主要なカードです。

そして、数字カードは、杖、剣、聖杯（せいはい）、金貨（きんか）の四種類について、それぞれ、1から10まで、各十枚で構成されています。

人物カードは別名コードカード（宮廷のカード）で、杖、剣、聖杯、金貨四種類について、キング、クイーン、ナイト、ペイジがあり、合計16枚です。

この「杖」のカードは、一説（いっせつ）には若き日のアレクサンダー大王が東方遠征（とうほうえんせい）に至（いた）る過程（かてい）を描いていると言われています。

このように、タロットカードにバラと百合が描かれている例は他にもあり、バラのみ、百合のみ、の場合もあります。

タロットの絵柄に影響（えいきょう）を受けているのか、私の鑑定室（かんていしつ）には、百合の花を飾ることが多く、玄関（げんかん）には秋から冬の花がしおれにくい季節にはバラの花を飾ることが多くなります。

意図（いと）してそうしているのではないのですが、結果的に、バラ、百合の花を飾ることで、タロット占い師として、お花からパワーを注がれている感覚（かんかく）を受け取っています。

以前のブログで触（ふ）れたことがありますが、花、特に生花には、場（ば）の空気を清浄（せいじょう）にし、運気の流れを活発にするエネルギーがあると感じます。

数有る生花の中でも、バラと百合には特に、強いエネルギーを感じるので、玄関、鑑定室に飾る花がこの二種類になることが多いという一面（いちめん）も存在します。

バラも百合も、お客様を歓迎（かんげい）する気持ちを表すのに相応（ふさわ）しい、気品ある花ですから、そのチョイスになるのかもしれませんが・・・。

こんな風に、タロットカードの絵柄について、日々、感じていることを、これからもブログでお話ししていきたいと思っています。

それでは、また、ブログでお会いしましょう！

佐藤洋子研究室のホームページはこちらです。
  

先ほど、FM・Hi！（76.9）さんで、放送していただきました「佐藤洋子の週間トライアングル占い」。

その内容を、ブログでもご紹介させていただきます。

参考になさってくださいませ。

6月6日は、「お稽古事（けいこごと）の日」です。

昔から、「習い事は6歳の6月6日に始めると良い」と言われ、そこから、6月6日が「お稽古事の日」とされたとのこと。

習い事の種類で、「邦楽（ほうがく）の日」「楽器の日」「生け花の日」とも言うそうです。

室町時代に能を大成した世阿弥（ぜあみ）の書「風姿花伝（ふうしかでん）」、通称（つうしょう）「花伝書（かでんしょ）」にも、習い事を始めるには数え年7歳の内に、と言う記述（きじゅつ）があり、満年齢6歳に当たるため、「6歳の年の6月6日」との言葉になったのでしょうね。

この日の開運アクションは、何といっても、何かを学び始める日にすることです。

打楽器（だがっき）がお勧（すす）め、という説もありますが、それに拘（こだわ）らず、学んでみたいことにトライされてみてはいかがでしょう。

私は、お月さまの満ち欠けに、普段の行動を合わせて、効率よく物事を進めるようにしていますが、お月さまが満ちている時期は、物事を推進、発展させるエネルギーが満ちていく時期なので、ちょうど、今年の6月6日は上弦の月の直前で、お月さまが満ちていますから、スタートさせた習い事はスイスイ進むかもしれませんよ。

是非、お試しあれ！

それでは、占いの内容です。


[2022年6月 2日～6月8日の運勢]
秘数1の人(1日、10日、19日、28日生まれ)

「不安の解消（かいしょう）、潜在意識（せんざいいしき）を表す「月の逆位置（ぎゃくいち）」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い太陽は現在、双子座に在（あ）り、3日と6日には飽（あ）きっぽい傾向（けいこう）です。現実を直視（ちょくし）すると良い時期です。結論（けつろん）を急（いそ）がず、本音（ほんね）で向き合うことで、更に運気はアップします。」








秘数2の人(2日、11日、20日、29日まれ)

「勤勉（きんべん）、技術（ぎじゅつ）の向上（こうじょう）を表す「金貨の8の正位置」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い月は上昇宮（じょうしょうきゅう）の影響（えいきょう）を受け、2日と5日には、クヨクヨしがちです。長い目で見ると良い時期です。独学（どくがく）を避（さ）け、正しい方法を学ぶことで、更に運気はアップします。」








秘数3の人(3日、12日、21日、30日生まれ)

「交流（こうりゅう）、柔軟性（じゅうなんせい）を表す「金貨の2の正位置」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い木星は天頂点（てんちょうてん）の影響を受け、4日には批判的（ひはんてき）な傾向です。臨機応変（りんきおうへん）であると良い時期です。サービス精神を発揮（はっき）することで、更に運気はアップします。」








秘数4の人(4日、13日、22日、31日生まれ)

「内省的（ないせいてき）、洞察力（どうさつりょく）を表す「隠者（いんじゃ）の正位置」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い土星はドラゴンヘッドの影響を受け、3日には不和（ふわ）に要注意（ようちゅうい）です。慎重（しんちょう）であると良い時期です。世間体（せけんてい）ではなく、自分の信じる道を進むことで、更に運気はアップします。」








秘数5の人(5日、14日、23日生まれ)

「辛（つら）い決断（けつだん）、強引（ごういん）さを表す「剣のエースの逆位置」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い水星は土星の影響を受け、2日と8日には取り越し苦労に要注意です。理性的（りせいてき）であると良い時期です。覚悟（かくご）を持ち、芯（しん）の強さを発揮（はっき）することで、更に運気はアップします。」








秘数6の人（6日、15日、24日生まれ）

「共感（きょうかん）、契約（けいやく）の成立（せいりつ）を表す「カップの2の正位置」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い金星は現在、牡牛座に在（あ）り、上弦（じょうげん）の月になる7日には、独占欲（どくせんよく）が強くなりがちです。協力者が現（あらわ）れる幸運な時期です。信頼（しんらい）を築（きず）く努力が、更に運気をアップさせます。」








秘数7の人(7日、16日、25日生まれ)

「終局（しゅうきょく）、計画の頓挫（とんざ）を表す「剣の10の正位置」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い天王星（てんのうせい）は月の影響を受け、6日には自意識過剰（じいしきかじょう）な傾向です。人生の岐路（きろ）に立っている時期です。腹（はら）を括（くく）り、心機一転（しんきいってん）することで、更に運気はアップします。」








秘数8の人（8日17日、26日生まれ）

「穏（おだ）やか、誠実（せいじつ）さを表す「カップのナイトの正位置」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い火星は月の影響を受け、5日と8日には気難（きむずか）しくなりがちです。新（あら）たな局面（きょくめん）が開かれる時期です。心の充実（じゅうじつ）を図（はか）ることで、更に運気はアップします。」








秘数9の人(9日、18日、27日生まれ)

「迷（まよ）い、現実逃避（げんじつとうひ）を表すカップの7の正位置」が今週のあなたのカードです。あなたと縁の深い海王星（かいおうせい）は水星の影響を受け、4日と上弦（じょうげん）の月になる7日には、おしゃべりになりがちです。虚栄心（きょえいしん）を手放（てばな）すと良い時期です。考えを整理（せいり）することで、更に運気はアップします。」



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