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【静岡】カバラに興味があるならカバラの女王!佐藤 洋子先生を知らずにはいられない | 占いマガジン ウラッテ
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2009年11月15日

何事も無いという幸せについて

今、放送中のNHK大河ドラマを拝見していますと、戦国時代というのは、日本において、人が人を殺すことが手柄となる恐ろしい時代だったことがうかがえます。
そういう時代の大河ドラマは、なぜか、人気が高いようですね。
今の世の中では、人を死に追いやることは犯罪であり、闘争本能を抑えて生きていくのが、通常の生き方となっているからでしょうか?

しかし、インターネットや、ゲーム、映画、テレビドラマの中で、暴力や殺人は日常的なものとなり、リセットボタンで生き返るというゲームまであるといいますね。

私は、幼い頃から、戦争映画や戦(いくさ)のシーンが怖くて、大嫌いでした。
それは今でも変わらず、そういうシーンを拝見しますと、左半身がしびれて、身体が重たく感じます。
感覚の敏感な方ならお分かりになると思うのですが、どうも、悪い気を吸ってしまう体質のようです。

それはともかくとして、今、こうして生きていられ、人を殺めることは罪となる時代に生まれたことの幸いを思います。

しかし、世の中に、悪というものは確かに存在し、覚せい剤や大麻を民間の人々にまで広めようとしたり、電話一つで大金をせしめようという詐欺行為をゲーム感覚で行ったり、そういう人々がいることは残念でなりません。

そういう人たちにとって、他人は、自分たちの利益のためのカモに過ぎず、道行く人々が皆、お金に見えているのではないか、とも思えます。

ささやかでも、お互いを支えあい、いたわりあい、親愛の情で結ばれた人間関係の外にいる人々が、そういう悪に染まっていくのではないでしょうか?
悪に走る人々を少なくするためには、他者を気遣い、なにか、異変を感じたら、「どうしたの、何かあったの?」と、声をかけて差し上げる、暖かな視線というものが必要に思います。
その気遣いというものを、今の日本人は、忘れつつあり、他者に対する無関心、面倒なことにはかかわりたくない、という気風に変わりつつあるのが、懸念されます。

何事も無く、過ぎていく日常というものについて、「つまらない」とか「たいくつだ」とお思いの方々も、この文章を読んでいらっしゃる方の中にはおられるかもしれませんね。

しかし、もっと過酷な環境下で生きていらっしゃる方々(たとえば難民となった方々)から見ると、何事も無い暮らしというものが、どれだけ幸せなことかとお思いに違いありません。

私たちは、何事も無く過ぎていく日々に感謝の気持ちをいだく必要があるように思います。
とりあえず、今日も無事、終えることができた、その幸せに気づく必要があるのではないでしょうか?
当たり前だと思っていることが、それを無くしたとき、初めて幸せなことであったとわかるのが、人間と言うものかもしれません。

しかし、今、この混乱した世の中にあって、食べて暮らしていけることのありがたさを感謝し、もっと良い社会にするために何ができるのかを、多くの人が真剣に考えるようになれば、今の閉塞感も変わっていく、そんな風に私は思います。

その鍵となるのは、「多様性」を楽しめる心の余裕ではないか、と思います。
「みんなちがって、みんないい」とは亡き金子みすず氏の詩の一部ですが、自分と違うからといって、排除しあっていたら、この世の中は、どんどん、ギスギスしたものになってしまいます。

私も、かなり前のブログにて、紺屋町の宝石店の方のことを「好きになれない」と表現し、それでも、共存しましょうと書いたことがありますが、そもそも「好きになれない」という表現が、失礼であったと反省しています。
このブログの上で、謝罪したいと思います。生意気なことを申し上げ、申し訳ございませんでした。
本当に失礼をいたしました。御社様より購入のアメジストイヤリングは、私の仕事に役立ってくれています。ありがとうございます。無礼の段、どうか、ご容赦くださいませ。

自分と違った見方や考え方をする人に出会ったら、成長の機会だと捉えてみてもいいかもしれませんね。
多様性を許す、多様性を楽しむ、そんな世の中になって欲しい、心から思います。
そして、そんな何事も無く過ぎていく日常に感謝できる人が増えて欲しいと思います。
それこそが、今、私たちにもとめられていることの一つではないか、と思われてなりません。  


Posted by 佐藤洋子 at 21:00Comments(2)生きる姿勢と開運